2023.04.26
学び,
なぜ偽物がいけないのか?
なぜ偽物がいけないのか?
結論からお伝えすると、
【文化がなくなる】 からです。
生活者が偽物をたくさん買う
↓
本物が売れなくなる
↓
本物がなくなる
↓
偽物に価値がなくなり、偽物もなくなる
↓
なくなってから大事だったことに気づく
↓
もう戻せない
例えば、生産地を海外に移して日本の生産力が低下し、円安や海外が伸びたことで
生産をまた日本にしようと思っても難しいことなどもそうです。
生物多様性が大切(地球の生態系システムを守る事によってさまざまなリスクを回避する。
自然は美しいと思える心など)
と言われていることとも似ていると思います。
では、文化がなくなるのはなぜいけないか?
それは、人が人らしく生きなくなってしまう。
生きる意味を見失ってしまうからです。
このあたりは書いていくと長くなりますので、またどこかでお話させてください。
本物と言われるすべての商品が必要と言っているのではありませんが、
なくなってしまったものを戻すことは容易ではありません。
真似されるからこそオリジナルが輝く側面もあります。
では、本物とはなにか?
英語でとらえるとわかりやすいなと思います。
「本物」は直訳すると、オーセンティックです。
そして近い言葉に、オリジナルと言う言葉があります。
違いは独自性があるかどうかです。
オリジナルであることがこれから必要です。
オリジナルを分解すると
本物(オーセンティック)で独自(ユニーク)なもの