独自性はどう生むのか?
前回はなぜ偽物がいけないのか?について共有させていただきました。
オリジナルであることがこれから必要という結論でした。
オリジナルとは、本物(オーセンティック)で独自(ユニーク)なもの。
今回は独自性について、考えを共有させていただきます。
独自性をどう生んでいくか?の前に
そもそも、独自性とは何か?を定義してみます。
近いようですが大きく違う言葉に 差別化 という言葉があります。
独自化:差別化 で比較してみました。
比較対象 顧客、お客 :競合
スタンス 戦いを避ける:戦う
購入動機 共感 :納得
情報発信 届ける・発見:教える・理解
模 倣 真似しにくい:真似しやすい
スティーブジョブスのバラの話も差別化と独自化をわかりやすく表現しています。
「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、
君は15本贈るかい??ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」
独自化の魅力伝わりましたでしょうか?
では、その独自化はどのように進めていくのでしょうか?
様々な方法がありますが今回はオススメを2つ。
1.身近な存在の「実は…」に注目する
自分、ないしは身近な仲間が「実はこんなことに悩んでいる、疑問に思うことがある」に注目をします。
スーツ屋なのに普段スーツを実は着ていない
帽子屋なのに帽子が似合わないと実は思っている
製造業のユニフォームはなんであんなに製造業です!って感じなんだろう?
女性はノーカラージャケットあるのに男性はなぜないのだろう?
「実は…」には他の人も感じていることだったりします。
それぞれのなぜに注目して商品を創ることで新常識になりうる、独自性が生まれます。
上記の4つの例は実際に探すと出てくる商品も存在しています。
このやり方は自社のリソースと掛け合わせることで、真似したくても真似しにくいニッチトップの戦略(戦いを避ける)を取ることができます。
2.掛け合わせてみる
アイデアとは既存の要素と既存の要素の掛け合わせ
今の世の中は便利なものが出尽くしていると言っても過言ではありません。
デリバリーピザ 配達×ピザ
メイド喫茶 メイドさん×喫茶店
のように、世の中の常識になった商売には掛け合わせた要素がたくさんです。
自分の興味があることと自社の強みを掛け合わせてみることからスタートすることをお勧めします。
さらに独自性を広げる時には、オズボーンのチェックリストを活用してみても良いです。
最終的には正解はないので、決断して実行してみて変化し続けていくことが大切と思っています。
様々な事情で一歩が踏み出しにくいと思っている方、ラグーンと一緒に踏み出してみませんか?