集めた情報をどのようにアイデアや企画にしていくか?
アイデアと企画、両方の話をしていきますと非常に長くなりますので、アイデアについては短くわかりやすくを心掛けて参ります。
結論といたしましては、アイデアが実行可能になったものが【企画】です。
ではそもそも、アイデアってなんでしょうか?
アイデアとはまだ世の中に出ていないもので「あ~、それ私も考えてたわ」と言われるものです。
グーグルもネットフリックスも今の創業者じゃなくとも生まれていたねと言う評論家の方もいらっしゃいます。
広告業界ならだれもが知っている「アイデアのつくりかた」を著したジェームスWヤングさん曰く
アイデアとは、
既存の要素 × 既存の要素
だそうです。
これは非常に明快でわかりやすいです。
例えば、
ピザ×デリバリーでデリバリーピザ
メイド×喫茶店でメイド喫茶、など
今や常識になっているものも初めは要素の掛け合わせから生まれています。
ではどのようにしたらアイデアを実行可能な企画として昇華させられるのでしょうか?
それは
企業の強み と 生活者の興味があること をベースにかけ合わせ既存の要素を検討すること
(どちらからスタートしても良いが理想は両方重なること。商売として考えるなら先に生活者の興味があることからスタートする)
↓
なにもなしに考えるとぶれるので、テーマの設定が必要
↓
テーマの設定に合わせて事業アイデアをまとめる
これは一回プレゼン資料をつくってみることをお勧めしています。
そうすると自分のやりたいことが 誰に、何を、どのように に集約され、資料をつくりながらインプットがアウトプットに変換されていくため、まとまりやすくなります。
おすすめはいきなり資料をつくるのではなく、大きな白い紙にドンドン手書きで書いていく。
ブランドとは自社と相手の頭の中にある共通のイメージなので図や立体的なイラストを書いたほうがうまくいく方もいます(上手に書かなくてもいいのです)。
それをPCでまとめて人に話していきます。プレゼンで伝える→伝わるで話すことで穴を発見することもできます。
完了したら、できたものを小さく始めてブラッシュアップしていくことが大切です(ここが一番大変)。
アイデアがどうしても出ない人は、インプットの量と質が足りないか、インプットしたものが整理されるまで寝かせる期間も必要ということです。
たまには根詰めないでアンテナを立てた状態で休んでみましょう!