愉しいから嬉しいへ
前回に引き続き、正しいから愉しいへ、愉しいから嬉しいへ というテーマでお話をさせていただければと思います。
今回は後半の愉しいから嬉しいへ について、ご一緒いたしましょう。
※前回の内容はこちら
「愉しい」の先の「嬉しい」を創る為にはどんなことをしていけばいいのでしょうか?
こちらが「嬉しいかな?」と思ってしたことに対して相手が迷惑だなと感じてしまっては、お節介になってしまいます。
ではお節介にならず「嬉しい」と思っていただけるにはどうしたらいいでしょうか?
結論は、問題解決から、課題解決へ。気付いていないことに気付いてもらい、さらに一緒に解決までしていくことです。
馬が移動手段として成り立っていた時代、馬に乗っている人に「どんな移動手段が欲しいですか?」と質問しても、「もっと速い馬が欲しい」「もっと揺れない荷台が欲しい」など、その人が今認識していることは答えられるでしょう。
お客さんが欲しいと思うものではなく、(正しい)
自分が欲しいもの、(愉しい)
そして、お客さんに欲しいと思わせるもの(嬉しい)
上記のことを考え、創っていくことがこれから残っていく、『人が行う仕事』である、【正しいから愉しいへ、愉しいから嬉しいへ】という皆様と共有したかった価値観になります。
最後に、人の幸福は4つであると日本理化学工業(障がい者雇用で高品質なチョークを作っている会社)の元社長さんは言っています。
人に愛されること
人に褒められること
人の役に立つこと
人から必要とされること
働くを通して、愛されること以外は満たされるのでは?という考え方は私も好きで、学生の授業をするとき等にお伝えさせていただいてます。
商売、仕事って素晴らしいですね。
愉しい から 嬉しい へ
道のりは永いと思いますがまずは一歩から。
皆様と一緒にその一歩を進められるよう日々精進致します。
淺野一平