第3回計画室アップに
企画室構築, 学び,

第3回計画室アップに

第3回

企画室 運営のために

 

効果的な運営のポイントは三つ ①情 ②継続 ③環境

 

①『情』 中小企業での企画室を運営の最初のポイント

➊情熱 ⇒ 熱い心

❷情報 ⇒ 心を動かす 知らせ

❸信情 ⇒ 正しい!と信じる心(淺野の造語)*1

 

第一に ➊情熱 ⇒ リーダーの熱い心、が必要です。

企画室を作るには構造改革が必要となります。

これが下請けから脱することを意味します。企画室ではリーダーの熱い思いを共有し、行動に移すシンボルとしての《場》を意味します。

そこで行うプロジェクト要員はすべて社員ではなくても良く、外部のクリエイター、技術者などの専門家と共に進める場合も多くあります。ただし、その中心となる《シンボリックな場》が必要です。テレワークが進む今、外部スタッフと共に進める創造の場のバーチャルカンパニー形態は多様を図っていくと考えられますが、五感を駆使して特に視覚的な刺激に反応する、《人》は最終決断には担当者全員集まれ議論ができる《リアルな場》が必要です。

外部クリエイターにも新しい、商品やサービスの表面を加工しただけのお化粧的デザインを任せたりすることではありません。

私は五感の次にある、リーダーの第六感(勘)を信じます。

 

第二に ❷情報 ⇒ 人の情(心)を動かす報(知)らせ。

では、心を動かさない知らせは何と呼ぶでしょう。それはデーターです。

インターネットの驚異的な発展は知識や客観的なデーターを比較的簡単に入手できるようになってまいりました。この入手した情報を役に立てるように加工し、活用しなくてはなりません。すでに便利な《文明的なモノ》があふれる日本市場で、次に求められ生活者の心を捉えるには、これまの客観的な定量情報を基準とした事業開発や商品開発から、楽しく自分の心を豊かにできる《文化的なモノ・コト・時・空間》です。

それは、定性情報を中心とした『こだわりや物語への共感』を大切にした事業開発や差別化された商品開発=ブランディング戦略が重要となります。

つまり、今 進行中の新コロナパンデミックの後に生き残り、発展する中小企業はこの定量情報活用への転換をも意味します。

 

第三に ❸信情 ⇒ 正しい!と信じる心 

ですから、主観で客観ではありません!

これから開発される商品・サービスは上記のように《文化的な商品》はリーダーの主観が必須です。中小企業だからこそできる《とんがり、こだわり》です。思い、志、目的、コンセプトと呼ばれることもあります。

このこだわりの心《情》を視覚的に表現し、社内・外のスタッフにはそのすべき本質を語る義務があります。お客様とその関係者様(関係人口市場=支持者?)には《思いを物語にして》伝え、共有しなくてはなりません。

何度も何度もこのことを伝えます。お経のように!

*1 信情・・・淺野の造語・・・直訳は『信じる知らせ』信条と人情から。

   信条とは心の中にある思いや感情。個人的な信仰の意味も含まれます。

また、人情とは人の自然な心の動き。

 

①『継続』とは同じことを繰り返す、反復とは全く異なります。

常にPDCA を回します。その時、各パートが共有できる《ガントチャート》の作成と活用がシンプルで有効です。進捗の区切りに《小さな成功》を確認し、自身を励まします。そう、小さな区切り=時間を決めることが大切です。そして、チームに遂行のプロセスを社内に定着させます。(習慣化)

基本は①無関心期⇒②関心期⇒③準備期⇒④実行時⇒⑤維持期の5つのステージで次へのステップアップを支援していきます。事業開発、ブランド開発は長期のスパンで展望することが必要で、私の経験では目が出るのが3~5年かかることが多いので、そこが一つの目安となるでしょう。

注 商品開発はこの限りではありません。

 

②『環境』は良いアイディアが出るための、言い換えるならば、知的生産性がどのような時に高く、集中力が増すか?時間帯は午前が良く(私の経験的にも)物理的に天井は高く、自然光が入り、植物が人に与える影響も大きいと言われます。が、実は社内より、社外にその環境を置く方が良く、また、『良いアイディアは他人からやってくる』とも言われます。質の異なる仲間とのコミュニケーションを生む環境をどう作っていくかもポイントです。

社内と社外の設置では2倍の差が出るようです。

 

まとめますと、⑴どこで ⑵だれと ⑶どの様に議論&トレーニングをして⑷続ける仕組み(習慣)を作っていくか。と言うことになります。

最低 月に一回はリラックスした環境でアイディアミーティングを開き、

2週間後位に正式な『企画会議』を開催し決定事項(暫定も含み)の確認、共有できる環境の整備と運営が新ビジネス開発の勝敗を決定します。

 

《 雑記 》

情報のデジタル化が進んだ昨今ですが、本や雑誌、新聞など活字が視覚的に目に飛び込んでくる環境の方が知的生産性が上がる気がするのは私だけでしょうか?

下記はスウェーデンのストックホルム市の図書館で、またヘルシンキの映画『かもめ食堂』に出てくる本屋さんアカデミア書店も素敵です。

見やすい、探しやすい効率的な日本の図書館や本屋さんとの空間演出の違いは一体なぜだろう?

 

【 ストックホルム市図書館 】

 

【 ヘルシンキ アカデミア書店 】

 

淺野健一のプロフィール

 

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