2023.05.26
TREND/Fashion,
カラフルな発想で創る未来
5月初めの連休中に北青山のItochu SDGs Studioで開催されている「キミのなりたいものっ展?with Barbie」を訪れました。
バービー人形のパッケージのようなカラフルな展示を通して、性別に関わらず、あなたは何にでもなれる、というメッセージを伝える内容でした。
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20230316.html
例えば看護婦さんが看護師さん、英語であればpoliceman がpolice officerと呼び変えられるようになったように、職業にジェンダーの区別をつけないことが一般的になってきています。
かつてはブロンドの髪にスレンダーな体型の白人女性だけだったバービー人形も、今はさまざまな個性を持ったバービーが売り出されているようです。
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2019-03-22/barbie-is-staying-relevant-in-2019/cnihub
子ども達は大人の作り出したおもちゃで遊び、いつの間にか社会の当たり前を刷り込まれてしまっているのかもしれません。
それが子どもの可能性を制限していたとしたら、とても悲しいことです。
展示の仕掛けを無邪気に楽しむ子どもたち(と童心に帰った大人たち)を眺めながら、日ごろ当然と思っていることも、時に子どものような気持ちで疑問に思ってみることで「おかしいな」という違和感の発見や、「もっと良くなる!」というアイデアにつながると気づきました。
この気づきを第一歩に子どもたちや、ひいては私たちの未来も楽しく暮らしやすいものにできるのではないでしょうか。
LAGOON 清水