2024.05.17
学び,
共感を生む情報発信とは?
1990年代から情報化社会と呼ばれはじめ、江戸時代の1年分の情報量に1日で触れているのが現代社会です。
携帯を預かるカフェや、強制的にスマホが見られなくなるサウナなどデジタルデトックスが人気なのもうなずけます。
さて、情報とは読んで字のごとく「心を動かす知らせ」
感情、情景、情緒など、使われている漢字からは なんとなく、人間味がある感じがします。
「情」の漢字を分解すると、左の立心偏は「心臓」の形から人の心をあらわしています。
右の青は分解すると、生と丹という字。
生は、草が生える形をもとに作られた字です。
芽が出て、そだつ(成長する)ことから「生まれる、育つ、生きる」の意味となったそうです。
丹は、赤の絵の具の材料となる硫黄と水銀が混ざった赤土がある「井戸」の形をあらわした字だそうです。
「情」をまとめると、井戸から生まれるピュアな心。
共感のない情報はただのデータ。
ですから、冒頭お伝えした情報化社会は実はデータ化社会なのではないかと思います。
ブランドを創っていくためには様々な情報をかけ合わせて、想いやキーワードを絞り込んでいく必要があります。
これからの共感のある情報発信は、個人的でかつ共感のあるもの。
直接情報と定性情報の掛け合わせに、相手の立場になってどれだけ共感を巻き起こせる企画にできるかが大切と考えています。
情報の4種類については過去のコラムからご覧いただけますので気になる方はチェックしてみてくださいね。