COLUMN

第6回 有形資産 無形資産
企画室構築, 学び,

第6回 有形資産 無形資産

第6回

「有形資産 無形資産」

これからのビジネストレンドは有形資産から無形資産へ移行すると淺野は考えます。

これは今回のコロナパンデミックに伴って発生するパラダイムシフトが加速させます。

そこで、無形資産を知ることから始め、これまでの有形資産評価ビジネスから、企業が他の企業との差別化戦略(高付加価値企業)の要となる【無形資産の構築】をスタート&加速させるべきではないでしょうか?

 

そこで 無形資産とは 何?

 

無形資産の種類

●知的財産 イノベーション資産・・・ 特許 認可 商標

        ブランド関係資産・・・・・暖簾 販促企画 

        商品企画・開発 & デザイン力

●プロセス資産 ・・・・ブランドビジネスの構築

●バリューチェーン・・・サプライチェーン 

●組織資産・・・・・・・WEB &情報ネットワークシステム

●人的資産・・・・・・・教育システムを含む

●リスクマネジメント資産(+CSR CSV SDGs)

 

対して これまで重要であった(これからも力が無くなるわけでは有りませんが)

有形資産とは

土地の価値・・・日本企業価値の根本 金融担保価値

機械 工場・・・文明型企業には必須 最初の投資対象

となります。

 

有形資産 無形資産をまとめると

*1

製品は工場で生産される

先進国では工業化時代が終わり(プロダクトアウト)

生活者優先の多様な価値、嗜好へ。(マーケットインから パーソナルインへ)

その対応にはブランド・デザイン的価値の創造が欠かせません。

 

言い換えますと

工場で生産される製品を生活者の有用な商品にするためには商品は《無形資産の複合提案である》と言えます。生活者(最終消費者)はどのように「豊かさを感じ」「面白い!」感動!を求めると同時に「他と異なる 自分」など自己表現 存在価値を大切にします。 

人は絶えず新しいものを求めている。

そして、人は忘れ 飽きる。

 

よって、

無形資産は社内・外への絶え間ない投資が必要です。広告 宣伝などの顧客訴求です。

 

現在 有名な無形資産企業はGAFA=Google Apple Facebook Amazon)ここに見られる共通点は固定資産比率が極端に少ない。

このように、ブランドや独自の運営システムなどを活動の中心の資産価値で高い株価(直接投資)を維持しています。

商品は工場を持たない製造業になることも可能で(ファブレス・マニファクチャリング)=価値観創造システムの構築・・・知のネットワーク構築を優先させます。

まさに、人的資源の構築が要です。

 

その人的資源構築の手法は二種類。(人的資源の構築 関係資産構築)

●直接的関係資産・・・顧客 生活者との関係・・・ 商品とブランド

             サプライチェーン 供給外部関係・・・価値創造連鎖

             社員との関係・・・ 内部生産性効率

 

●間接的関係資産・・・二次的なもので 評判&評価 イメージ 

構築には 人間の 知覚 認識 嗜好 理解 など

文化&精神性 感性 知的水準 価値観を基礎とする。

となります。

 

淺野健一のプロフィール

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第7回革新はコラボから
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