2つの営業 【取り引き】と【取り組み】の違い
営業は好きですか?!
私は好きです。
営業には2つの種類があります。
一つは取り引き型
取り引きとは、検索すると、
一定条件下で合意の上で商品売買やサービスの提供、条件交渉などを行うこと
※weblio調べ
なんとなくわかりますね・・・
ポイントは条件交渉である、今あるものを提供するということです。
もう一つは、取り組み型
取り組みとは、
※weblio調べ
はい、わかりませんねー…
私の考える取り引き型と、取り組み型を分けるとこのようになるかと考えています
簡単に言うと
取り引き型・・・ニーズ型営業。問題点がはっきりしている。価格は競争。
取り組み型・・・ウォンツ型営業。問題点が見えない。一緒に共創。
同じ「キョウソウ」でも意味が全然違います。
取り引き型は他社と競争になりがちです。QCDで判断がしやすいです。
QCDとは、クオリティ(質)、コスト(価格)、デイ(時間)の頭文字をとってそう呼びます。
メリットは、誰でもわかりやすく売りやすい。すぐにお金に換えやすく、マニュアル化しやすいので新人が育ちやすい。市場がニッチであり、自社に独自性があれば最高です。
デメリットは、やはり価格競争。せっかく無理して受注しても、他社から下をくぐられたら乗り換えられてしまいます。負のスパイラルに入ってしまいます。
取り組み型は、問題を一緒に見つけ(特に提案側が)、売れる仕組みまで一緒に仮説を立て、まず信頼関係を築きます。
メリットは、高く、永く売れやすいこと。
粗利と、リピート率が改善されるので素晴らしいですよね。
しかしデメリットも当然あります。
まずは、仮説を立てるための知識、知恵が必要であること。これは一朝一夕では身につきません。(しかし、見つけられていないだけというパターンが多く存在します)
また成約までに時間がかかることが多いです。
そして、信頼が一度崩れると、周りにも波及し商売自体が成り立たなくなることもあります。
例えば、 【取り引き:取り組み】 の対比でみていくと、
・服を売る:おしゃれになれる仕組みを売る(パーソナルスタイリスト)
・ジムを貸す:体重が減る約束を売る(ライザップ)
・お茶を売る:健康を売る
・WEBサイトをつくる:WEBサイトで儲かる運用を売る
・電車で移動をする:旅を通じた思い出を売る(ななつ星)
・野菜を売る:生産者との想いや絆を売る(たべる通信)
などなどです。
あなたはこれからどちらの営業スタイルを目指しますか?