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映画「インサイドヘッド2」から学ぶブランディングの本質
TREND/Fashion,

映画「インサイドヘッド2」から学ぶブランディングの本質

先日、映画「インサイドヘッド2」を観に行ってきました。

https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2

この映画の中に、「ブランディングの本質」を感じましたので
本日はそちらをシェアさせていただきます。

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【インサイドヘッドのあらすじ】

主人公の少女“ライリー”の中にある9つの感情を擬人化したキャラクターが協力し合い、
ライリーが一歩ずつ成長していく物語。

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ライリーの心には泉があり、大切な思い出を泉に浮かべると、
そこから光輝く茎のようなものが伸びて、花を咲かせます(価値観のようなもの)。
感情たちは、「良い記憶」のみを「泉」に投げ入れ、
ライリーが「良い子」になるようにしていました。
そしてそれを「ライリーらしさ」として捉えていたのです。
結果として『私は良い人』の花が咲きました。

ライリーのことを幸せにしたいと思うが故に、
いつの間にかライリーをコントロールしていた感情たち。
しかし感情の1つであるヨロコビがハッと気付きます。

「感情が自分らしさを決めるんじゃない」

そう悟り、ポジティブな要素だけで作った花を引き抜いた瞬間、
ネガティブな思い出もまるっと含んだ思い出が一気に流れ込み、
ひとりでに花を作りはじめたのです。

『私は全然ダメ』
『私は強い』
『私は意地悪』
『私は優しい』

たくさんの花が咲いていきます。

感情たちが捨ててきたネガティブな思い出たちも全て、
ライリーを形成するなくてはならない要素だったのです。
そしてそれこそが「真のライリーらしさ」の花でした。

そんな決して完璧ではない、ありのままのライリーの姿に心動かされ、
つい抱きしめたくなるほどの愛しさを感じました。

このシーンを観て感じたことは
「らしさ」とは
自然と滲み出るもの。

作ろうとしなくても
すでにそのモノの中にあるもの。

そして、これは「ブランディング」の本質だと感じました。

一般的に「ブランディング」というとロゴなど、
見える部分を整えることだと思われがちです。

しかし、見た目を整える以前に、
在り方から滲み出る企業独自の「らしさ」があることが大切です。

そんな「らしさ」が明確になった時、
初めてそれを伝えたい人へ正しく伝えるためのツールであるデザインなどの
視覚的な要素が生きてくるのだと思います。

あなたの会社の「らしさ」の要素とは?
あなた自身の「らしさ」の要素とは?

考えてみるきっかけになったら嬉しいです。

私自身も、ラグーン「らしさ」、わたし「らしさ」をさらに磨いていきたいと思います。

LAGOON 門脇

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