年末商戦は共存がカギ?
ラグーンの清水です。
数ヶ月にわたるクリスマス商戦も当日になると影をひそめ、
スーパーなどの売り場はあっという間にお正月仕様に変わります。
ハロウィンからクリスマス、クリスマスからお正月、
そしてバレンタインへ…と移り変わるこの時期の売り場を見ると、
季節感を実感するとともに、
「年末に会うあの人に手土産を買っておこうかな」
「自分用にも、これ欲しいな」など、
何か買いたいという気持ちを刺激されます。
先取り先取りの売り場展開には慣れてきましたが、
年々それが早くなっている気がします。
そして今年私が気付いたことは、先取りではなくもはや「共存」しているということ。
クリスマスのアドベントカレンダーの売り場の横にお屠蘇が並んでいたり、
ツリーの飾りの横にしめ縄が並んでいたり…。
もはや交代ではなく複数の行事が共存している様子をあちこちで見かけました。
中にはクリスマスからお正月まで通して使える飾りなども。
↓「雪だるまにも姿を変える、ひのきの鏡餅」
https://em-tr271.com/L83723/e0/1t2761
学生時代にアルバイトをしていた雑貨店では、
12月25日の営業が終わるとシャッターを閉めると同時に店内をかけ巡り、
クリスマスの飾りやクリスマスパッケージの商品を下げる作業をしていたものです。
そのような恒例行事はお店に限らず、家庭でも行われていて、
クリスマスが終わればあっという間にお正月の準備へ向かうのですから、
クリスマスの準備と一緒にお正月のアイテムも揃えるというのは理にかなっています。
とはいえ私はクリスマスのシーズンにお正月のものを買うのは
尚早な気がして何も準備していませんでしたが、
「そういえば先日クリスマスの買い物をしたあのお店にはお正月の商品も並んでいたな」
と思い出すことがありました。
実際に買うのは先だったとしても、
消費者の記憶に残って改めて来店してもらう
というメリットもあるのだと気づきました。
帰りの道中にある雑貨屋さんで可愛らしいお正月飾りを眺めながら、
「年末大掃除グッズ」のPOPにハッとして、
掃除道具を揃えていそいそと帰る師走です。
今年も残すところ1週間。
何かと忙しい時期ですが、どうぞみなさまご自愛の上、
良い年の瀬をお迎えください。
LAGOON 清水