2024.08.16
LAGOONのこと, 学び,
プランニングオフィス・ラグーンの名前の由来
弊社は1989年に父である淺野健一が創業いたしました。
レナウンでデザイナーをしていた父は、
これからのファッションは洋服だけではなく空間に関わっていくことが大切だという想いから
私が2歳の時に会社を辞めインテリアについて学び独立しました。
その辞めるということになった際、レナウンの信頼していた先輩と飲みに行ったときに
会社名はどうするんだ?という話になり
飲みながらその方が「浅野だから浅瀬でラグーンはどうか?」と話し、
父は「それは良い、しかしなんの会社かわからない。
プランニングオフィスを頭につけよう。」
となったと話してくれました。
シンプルな名前の付け方ではあります。
私が代表になったのが2019年。
この社名の意味もこれからの時代に合わせて考えていきたいと思い、
皆さんにはこのように伝えています。
ラグーンとは、浅瀬。
生物が多様にすんでいる場所で川や陸などとの合流地点。
この多様な場所でお客様と一緒に広い視点で考え
どこに向かうか、どのように向かうか、
新しい船出をするための準備をする場所。
と、定義しました。
先日訪れた名古屋港水族館にはこのような表記が。
ラグーン(礁湖)とは、サンゴ礁と陸地の間にある浅く波が穏やかな水域のこと。
サンゴをはじめとする多様な生き物が住んでいます。
ゆるく交わっていくという感覚は弊社のロゴも交わるデザインになっており、
言葉の意味とともに大事にしている意匠です。
あなたの会社の名前の由来はどのような意味を持っていますか?
ぜひお聞かせいただければ嬉しいです。