COLUMN

ブランディングで大切な、認知と想起の違いとは?
学び,

ブランディングで大切な、認知と想起の違いとは?

集客って大変ですよね。。。

特に限られた予算の中で進めていくプロジェクト担当者さんの悩みの種として
相談の機会が多いため、今回の情報共有がお役に立てれば幸いです。

何かを買おうと思ったときに、知っているけど買ったことがない商品、
たくさんありませんか?この状態が認知と言います。

知っているだけでなく買う選択肢に入るためには、
まず【認知】と【想起】の違いを理解することが重要です。

【認知】とは、消費者がブランドを知っている状態。

ブランド名、ロゴ、パッケージ、広告などを通じて、
「見たことがある」「聞いたことがある」と思いだせることです。

そのブランドについて深く理解しているわけではなく、
購入に至るかどうかも不明確です。

【想起】とは、消費者が特定の状況においてブランドを思い出す状態のことを指します。
「○○といえば、□□」のように、特定のカテゴリを思い浮かべたときに
3番目までに候補として入っていると、購買につながるとされています。

認知とは異なり、知っているだけでなく、必要なときに自発的に
ブランド名が挙がることがポイントで購入の意思決定に大きな影響を与えています。

例えば、「フライパンを買い替えよう」「掃除機を買い替えよう」などを考えた際に、
特定のブランド名がすぐに思い浮かぶ状態。

機能的なメリットに加え、ブランドを手に入れることで理想の自分に近づけるといった
情緒的なメリットを訴求し、共感や感動を生むことで【想起】されるブランドになります。

接触回数を増やし認知を獲得することは比較的低価格な商品には有効ですが、
高価格帯の商品では【想起】を目指すことが重要です。

そのためには一貫したブランドメッセージの発信や、実際の使用体験、
口コミやレビュー等が大事になります。

自社ブランドが認知にとどまり、想起されていないと感じる場合は、
既存ブランドなら優良顧客(ファン)へのインタビューを。
新規ブランドならプロトタイプを活用し、
ブランドの価値を明確にして発信していくことが大切です。

「知っているブランド」から「思い出してもらえるブランド」へと
進化させることを意識し、企画・発信しましょう!

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ブランドを創ることで変化する3つのこと
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