ファッションリバイバル
スタッフの清水です。
最近、知人が営む古着店が3周年を迎え、友人と一緒に訪ねてきました。
そのお店は’70sのアイテムが専門の品揃え。
フリンジ、ベルボトム、長髪の翻る店内です。
持っている服の9割が古着というくらい古いものに目がない私ですが、
70年代カルチャーに触れるようになったのはごく最近のこと。
その前後の時代に比べてかなりディープな雰囲気を醸しておりなかなか手を出せずにいましたが、
刺繍や複雑な切り替えなど特徴的なディテールの数々に、
ソーイング愛好家でもある自分の創作意欲を掻き立てられ、すぐに引き込まれました。
古着を身につけていると、
当時を知る親世代・祖父母世代からは「流行は繰り返すものだね」と必ず言われます。
聞くところによるとファッションのトレンドは約20年周期で巡ってくるそう。
現在、2020年代のヤングトレンドは
まさに2000年代頃のファッションがリバイバルした、「Y2K」や「ニュートロ」。
「Z世代に浸透『Y2K』ファッションとは なぜ20年ぶりに復活したのか」↓
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00908/00001/
当時のトレンドがそのままの形で流行るのではなく、SDGsを意識した新しい素材や、
ウェアラブル端末のような新しいガジェットなど、
現代のものと融合して少しずつアップデートされているため、目新しさが感じられます。
ファッション20年周期説が正しければ、あと5年もすれば70年代トレンドが再燃。
ベルボトムのパンツにスマートフォンを突っ込んだ若者が街を闊歩するのか、
それともスマホに取って代わるものが出ているのでしょうか。
流行当初とはまた一味違った、新たなファッショントレンドの出現に立ち会えることが楽しみです。
LAGOON 清水