COLUMN

2020年以降のファッションマーケットまとめ 前編
名古匠,

2020年以降のファッションマーケットまとめ 前編

 

 

この時期になると必ず読む雑誌があります。
「ファッション販売」という業界雑誌です。
毎年2月号はファッション業界の今後について考える回で参考になります。

こちらを学びながら私の解釈としてまとめました。長くなってしまったので
前編:現状&問題編
後編:未来&解決編
と分けて配信をさせていただきます!

ファッション業界以外の方も、業界が低迷するファッション業界で
次に注目されるビジネスや市場を伸ばしていくべきか?の
参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。

ファッション業界の現状
1.働く女性の増加
唯一ファッションとして空いているポジションと感じています。
特に役員クラスのファッションが少なく、チャンスのかたまりだなと。
女性就業率は米国を抜き70%を超え上昇を続けています。

2.買い物は2極化
楽しい買い物体験が今とても少ないです。
おしゃれがわかる人が増え、買い物はWEBで十分な人が増えています。
AMAZONも力入れてきたので
モノだけで売ろうとしたら必ず失敗すると断言できます。
一方パーソナルスタイリストなる職業が現れ、
買い物事体を楽しむ体験も増えています。

3.もちろんAI

大手各社取組んでいます。GUも原宿にショールーミング型の店舗を出店し
デジタルを加速させています。
まだまだ課題だらけなのは否めませんが波が確実にきています。

4.着る物から着る者へ

おしゃれはほどほどでいいやという空気感はみなさんも感じていると思います。
今後ますます働き方が多様になり、TPOは減少、
スーツはカジュアル化していくからこそおしゃれが必要と感じています。
特にスタートアップ系の起業家社長をターゲットにしたおしゃれなんか面白いなと思います。
「ファッションは好きだけどわからない」という人はすごく多い。

5.需要と供給バランスが近づいていく

捨てられている服が清算されている服の約半分という明らかにおかしいバランスは今後見直され、
リセール市場に大きなチャンスが出てきます。
アパレルに関しては、airbnbのように
シェアして使う服はなかなか難しい(小物はOK!ラクサスすごい)が、
サステイナブルじゃないものは買わないと決めた人も
グローバル化、欧米の流れを受けて割合を増していくと予想します。

LAGOONのこと,
謹賀新年
学び,
2020年以降のファッションマーケットまとめ 
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2020年以降のファッションマーケットまとめ